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2019-09-07

特別講座 2019年5月~9月 ツォンカパ大師とダライ・ラマ法王の教え

この講座は前後半2回を1セットとして、5月から9月にかけて2セット開催いたしました。ご講師は川口英俊師(往生院 六萬寺副住職)です。

前半は『チベット仏教の教義の概観とツォンカパ大師の功績』のご講義。

後半は『ツォンカパ大師の中観思想とダライ・ラマ法王の教え』について学びました。

前半では、まず7世紀のソンツェン・ガンポ王と8世紀の ティソン・デツェン王のご功績を中心にチベットへの仏教の伝来についてご解説をいただき、サムイェーの宗論、仏教の弾圧と復興、アティシャの活躍、宗派の確立とそれぞれの宗派の思想の特徴についても教わりました。

後半では空と縁起の基本的な教えと、ツォンカパ大師の中観思想を中心に教わりました。9月の最終回にはツォンカパ大師の展開された二諦説について、わかりやすい表を元にご解説をいただいたこともあり、聴講者の皆様も理解しやすかったのではないかと思います。

全4回を通しての受講生は延べ19名で、少人数ではありましたが、皆様が毎回熱心にメモを取りながらご受講くださいました。

また毎回、ご講義のはじめに「三宝帰依・菩提心生起」「ツォンカパ大師への祈願文」「ダライ・ラマ14世への祈願文」をお唱えし、終わりには「普回向」を全員でお唱えさせていただきました。

ツォンカパ大師六百年ご遠忌の年に、善きご仏縁を賜りましたことに感謝申し上げます。

※この講座は来年以降も継続を検討することになりました。

【主催】
往生院六萬寺/仏教サロン京都

【お申し込み】

下記の申し込みフォームをご利用ください。

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往生院六萬寺

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