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2024-03-07

大久保秀佳師 作品展・法話会 4月13日(土)14日(日)10:00~18:00

京都市左京区の仏教サロン京都事務所にて、仏師の大久保たいがさん(3年前に僧侶となられ、大久保秀佳さん)の作品展と法話会を行います。4月13日(土)14日(日)の2日間、午前10時より午後6時までの間に自由訪問ください。入場無料です。なお、法話は両日とも11時と15時から30分間行います。

会場は個人宅を兼ねるため、住所は公開していません。御手数ですが、ご来訪の方は以下の方法でお願いします。

最寄り駅は京阪京都線神宮丸太町駅です。電車利用の方はB5出口から地上に上がっていただき、セブンイレブンの見えるところからお電話ください。また市バス利用の方は「丸太町京阪前」停留所降車、自家用車の方は同停留所付近のコインパーキングをご利用の上お電話ください。道案内いたします。(駅から徒歩4分、バス停から3分)

080‐5641‐1076 

過去受講生の方で、場所をご存じの方は事前連絡不要です。

出展予定の仏様

四臂十一面観音菩薩立像・ 如意輪観音菩薩半跏像・ 蔵王権現立像等

出展予定の四臂十一面観音菩薩立像

大久保秀佳師プロフィール

大久保 汰佳(おおくぼ たいが) 法名 秀佳(しゅうか) 2003年 長野県生まれ。

3歳のころ、本で見た千手観音像をきっかけに仏像に目覚める。5歳からその尊い姿を粘土をもって制作するようになる。仏像に恋し、数々の仏像と出会っていくうち、仏道精進をも志すようになり18歳で真言宗智山派大本山高尾山にて出家得度、法名「秀佳」を授かる。現在、種智院大学に在学しながら京都を舞台にみほとけを作り、拝み続けている。

大久保秀佳師Facebook 大久保秀佳師 X(旧ツィッター)

問合せ:080‐5641‐1076(加藤) tennyodo※ac.auone-net.jp(※を@に変えてください)

推薦のことば

秀佳くんのこと  長野市 金峰山長谷寺 住職 岡澤慶澄師

秀佳君が初めて長谷寺に来た時のことをよく覚えています。写真よりさらに小さな頃でしたが、仏像を見る目にただならぬ輝きがありました。その後「仏師になりたい」というので、知り合いの仏師の工房に一緒に行きました。文化財級の仏像修復の現場を見て興奮した秀佳君が、次々にする質問に仏師が目を丸くしていたのを思い出しますが、帰りの車の中で疲れて眠っている姿は、かわいい小学生でした。

あれから十年以上の歳月が流れ、秀佳君は凛々しい青年になって、お坊さんになる得度式もし、今は京都の種智院大学で仏教、特に弘法大師空海の真言密教を専門に学んでいます。どん欲な学びと、広がる仏縁のおかげでしょうか。彼が作り出す「みほとけ」には、以前にもまして強烈な仏像愛を感じますが、いっそう明確に感じるのは菩提心です。どん欲な学びと仏縁において、秀佳君の先を走り続ける加藤悦子さんとの出会いが、京都で何を産みだすか。仏教サロン京都での作品展は、彼が作り出すみほとけと出会うばかりでなく、大久保秀佳という仏道を歩む若者との出会いの場となり、その彼をひきつけてやまない仏法との出会いの場となるでしょう。

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