2回連続 無料zoom講座(アーカイブ有)写し絵と講義で学ぶシルクロード
第1回 2024.5.19(日)14:00~16:00 胡人(ソグド人)の世界と正倉院宝物
第2回 2024.5.26(日)14:00~16:00 サマルカンドのゾロアスター教
講師:村上智見氏(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 特任助教)
本講座では、ソグディアナの中心であったサマルカンドについて解説した後、講師が実際に発掘を実施しているソグド都市の最新の調査成果を交えながら、ソグディアナとシルクロードについて解説します。
サマルカンドのカフィル・カラ遺跡からは、7世紀のソグディアナにおけるゾロアスター美術の最高傑作ともいえる木彫りのレリーフが出土しており、正倉院にも伝わる箜篌(くご)や琵琶、排簫(はいしょう)などの楽器を見ることができます。本講座では木彫りのレリーフの模写図を写し絵でなぞる時間を設けておりますので、レリーフに描かれた楽器や服飾、ゾロアスター教などの解説を通して、楽しみながらシルクロードとソグド人について理解を深めていただく機会となれば幸いです。
カフィル・カラ遺跡の位置
「Afrasiab」と標記のある場所が現在のサマルカンド市です。(日本ウズベキスタン共同発掘調査隊提供)クルドル・デパ寺院(講師撮影)
左の地図でカフィル・カラ遺跡の右下の位置に当たる
5/19, 5/26とも講義1時間、写し絵の時間は15分~20分程度、質疑応答20分~30分の予定です。→講義1時間15分、写し絵20分、質疑応答20分に変更になりました。
タイムテーブル 14:00~15:15まで講義 5分休憩 15:20~15:40まで書写 15:40~16:00 質疑応答
お申込み先
下記のメールアドレスあてガイドに沿ってお申し込みください。なお本講座は無料です。お申込期限は5月24日までさせていただきます。
tennyodo※ac.auone-net.jp あてメールでお申込みください。(※は@に変えてください)
メールのタイトルに「シルクロード講座申し込み」とお書きください。メール本文には①お名前②メールアドレス(zoomURLや、模写図のPDFの送り先)③携帯のお電話番号をお願します(お電話番号はメールが届かず返ってきた時などのために必要です)
お申込み受付より、ご受講までのプロセス
1 先着40名まで受付します。受講生の皆様には2回にわたりメールでご案内を送ります。①メール到着後、一週間以内を目安に受付完了のお知らせ。その際に、写し絵をしていただく木彫版の模写図をPDFで添付します②講座直前にzoomのURLを送信。
2 受講生の皆様は講座当日までに薄い紙(模写図の上に置くもので下の模写図が透ける紙。和紙など)またはトレーシングペーパーをご用意ください。写し絵を行う筆記用具は、HB~2Bの鉛筆または使い慣れているペン(細書きのもの)をお薦めします。
3 アーカイブも提供いたします。6月16日(日)まで講座の録画をご覧いただけます(2回目講座の5/26以降月末までに、2本まとめて録画URLをメールでご案内)
4 講座は、当日にリアルタイムでご受講いただいても、録画をご覧いただいてもどちらでも結構です。ただし録画をご覧の方からのご質問はお受けできません。
1回目の講座(5/19)に写し絵をする模写図はこちらです。
シルクロードの終点である奈良にわたり、正倉院宝物にもある楽器類。(カフィル・カラ遺跡より出土した、木彫りレリーフの模写図の一部)
2回目の講座(5/26)に写し絵をする模写図はこちらです。
ゾロアスター教の女神ナナ像(カフィル・カラ遺跡より出土した、木彫りレリーフの模写図の一部)
お問い合わせ 080-5641‐1076(加藤)毎日午後9時まで