オンライン講座「チベット仏教 ツォンカパ大師の思想から仏教を学ぶ」
※本講座の収益は受講料3000円×12名で36000円で、うちお一人の方より2000円寄付があり合計38000円となりました。これに仏教サロン京都から12000円の寄付を加えた合計額の50000円を、2021年12月14日にパンニャ・メッタ・サンガ様に寄付いたしました。パンニャ・メッタ・サンガ様はインド共和国マハーシュトラ州ナーグプルにある天台宗寺院・禅定林の運営母体です(サンガラトナ・法天・マナケ師代表)。講師の川口英俊先生、受講生の皆様ありがとうございました。
本講座は、僧侶の川口英俊師による5本の講義をYouTubeで限定公開し、そのURLを5本まとめて提供するものです。資料もお送りします。2021年11月末までお申し込みを受け付けます。配信はその後も続けますので、いつでも好きな時にご覧いただけます。視聴料をいただく形ですが、本企画はチャリティにて行います。収益は全額、インド共和国マハーシュトラ州ナーグプルにある天台宗寺院の禅定林(サンガラトナ・法天・マナケ住職 パンニャ・メッタ・サンガ代表)に寄付いたします。寄付の目的は仏教国際交流およびコロナ対策への支援です。
視聴料:1名3,000円(講座5本分+講師によるガイダンス動画と資料配布をまとめた料金)
【配信動画について】チベット仏教において偉大なご功績のあったツォンカパ大師の著作「菩提道次第集義」の解説を柱に、仏教思想で最も重要とされる「空と縁起」の理解を深めるための手がかりをお話いただいています。初心者の方でも順を追って学べるような構成になっています。視聴者からのご質問は、川口師への直接メールとYouTubeコメント欄にて2021年9月末まで受け付けます。またZoom懇親会を、9月30日(木)20時より開催する予定です。
【講師】川口英俊師(岩瀧山往生院六萬寺副住職)
川口英俊師による講座紹介 (6分の動画です)
【内容紹介】
第1回「仏教とは何か?」28分:前半では仏教の基本の教えである「因果の理」「四聖諦」「七仏通戒偈」を通し、人が悟りへ向かう際の条件を整理して説いています。後半は、どのように悟りに向かって実践していくか、戒定慧の三学と六波羅蜜の大切さと、悟りへの障害になる業について説いています。
第2回「菩提道次第集義解説」 29分:ツォンカパ大師のご功績とその著作である「菩提道次第集義」の内容のガイドです。大師が特に重要私された「六波羅蜜」について詳しく説いています。(資料をお手元にご用意ください)
第3回「空性と縁起 勝義諦と世俗諦」 27分:仏教では、人がものを見る時には常に錯覚が伴っているとしますが、同時に「分別する」作用があってこそ人は生活を営むことができます。ここでは、錯覚のメカニズムと分別知の効能を説きます。また分別知が執着に至ることで業が発生していくことがないよう、戒めを説きます。
第4回「ツォンカパ大師の後期中観思想」38分:前半では分別知の具体的なはたらき~人がものを認識する時は、どのような働きが起きているか~を説き、続いて凡夫の見方と阿羅漢や菩薩の見方の違いについて、表を使用してわかりやすく説きます。後半では、阿羅漢や菩薩でもなおブッダに至らない理由や、彼らがブッダの境地を獲得するためのプロセスを説きます。まとめとして、人が悟りを目指す時には空と縁起の理解が欠かせないことと、ツォンカパ大師の思想が重要な手引きとなることを説きます。
第5回(補講)「唯識思想について」28分:受講生からの要望で追加した動画です。人の認識作用がどのような過程を経て成立しているのかを「識」の作用に沿って解説します。特に阿頼耶識の働きを中心に説いています。
川口英俊師による自己紹介、寺院紹介などの含まれたガイダンス動画(19分)
【お申し込みからご聴講まで】※必ず最後までお読みください。
1 PCの方も、スマホやアイフォンからの方も、直接、tennyodo※ac.auone-net.jp(※を@に変えてください)までメールしてください。その際に①「チベット仏教講座の配信希望」とお書きいただき、次に②「あなたのお名前」④「携帯のお電話番号」をメールして下さい。お電話は、メールが届かないなど何かあった場合に使用いたします。
2 折り返し、仏教サロン京都の事務局からメールにて振込先をお知らせいたします。
3 メールでお知らせする指定口座に3,000円をお振込みください。(振込み手数料は申し込み者のご負担になります)同時に振込み用紙を携帯から写真に撮って、tennyodo※ac.auone-net.jp (※を@に変えてください)までメールしてください。
4 写真によりお振込みの確認できた方には、速やかにYouTubeの鍵付きURL(講座4本分+講師によるご挨拶の動画)と講座の資料、質問の宛先をメールにてお送りいたします。
5 寄付のご報告については、仏教サロン京都のHPとFacebookに掲載いたします。