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2023-03-10

亀山隆彦氏 出版記念講演会 平安期密教思想の展開:安然の真如論から覚鑁の身体論へ

4月28日(金)19:00~21:00 ハイブリッド講座 対面会場:仏教サロン京都事務所(京阪京都線 神宮丸太町駅より徒歩4分)会場での受講は先着9名まで。オンラインはZoom利用の上、先着25名まで。見逃し配信あり。(5月21日まで視聴可能です)

受講料:1名 2,300円 学生(正規の学生) 2,000円

本講演では、2023年2月に出版された『平安期密教思想の展開:安然の真如論から覚鑁の身体論へ』がいかなる内容の本か、詳しく紹介します。

同書の中心テーマは、日本密教独自の成仏思想といわれる「即身成仏」です。

平安初期の空海以後、円仁・安然等、天台密教僧の試みを経て、院政期に真言宗を中興する覚鑁に到る過程で、この即身成仏がいかなる深化を遂げるか。多数の一次資料と先行研究を踏まえ、考察が進められます。

その考察がいかなるものか。実際の書籍の内容に沿ってお話します。

第一に、日本仏教以前、即身成仏の語がいかなる意味を持っていたか確認します。その上で、空海や最澄による理論構築について解説します。さらに、その内容を踏まえ、即身成仏の枠内で展開する安然の真如論と覚鑁の身体論の詳細、両者の連関を検討します。

すでに本書に目を通された方にも、これから読まれる方にも、楽しんでいただける講義になると思います。ぜひ、よろしくお願いします。(講師 亀山隆彦氏による)

亀山隆彦先生 過去の講演記録抜粋(本講座の内容と関連があります)

本の目次をご覧になりたい方はこちらをご覧ください

タイムテーブル19:00~20:15(75分間) 講演 20:15~20:30(15分間)休憩 20:30~21:00(30分間)質疑応答 

亀山隆彦(かめやま たかひこ)氏プロフィール:京都大学人と社会の未来研究院研究員、龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員、上七軒文庫代表。『中世禅の知』(臨川書店)編者、『中世禅籍叢刊』(同)執筆者。

3月12日より受講受付を開始いたしました。

メールでお申し込みください。締め切りは講演の前日、4月26日(木)の20時までとさせていただきます。メールに「亀山隆彦講演 受講希望」とタイトルをつけて、1)お名前 2)来場希望かオンラインか 3)学生の方はそう書いてください。2300円→2000円になります。ただし申し込み受付以降、学生証以外で証明するものの写真が必要になります。 5)携帯のお電話番号 6)連絡先メールアドレス をご記入し、メール送信してください。折り返し、仏教サロン京都よりお振込み・会場等のご案内を送ります。開講直前にお申し込みの方は、後払いで結構です。

受付メールアドレス tennyodo※ac.auone-net.jp(仏教サロン京都)※を@に変えてください。

問い合わせ先:080-5641-1076 加藤(毎日21時まで)

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