2回連続 雅楽の伝来と我が国における変遷 (篳篥の演奏付き)6月3日(土)・6月17日(土)14:00~16:00 先着15名で締め切り
シルクロードの終着点である日本には、仏教と共に各地の楽器や音楽文化も伝来した。それらが日本独自の雅楽へと集大成されたのは平安期のことである。本講座は「雅楽の概要(分類含む)」「雅楽の音楽的要素(楽器含む)」「雅楽に見るアジアの多様な文化」の3点について、前半後半に分けてわかりやすく解説する。
前半の6月3日は日本における雅楽の分類(唐楽・高麗楽・和楽・歌曲)の詳しい解説と、古墳時代~平安中期の歴史について。後半の6月17日は「雅楽が我が国に伝わるまで」の大陸における歴史と各楽器のルーツと伝播ルート、演奏次第、伝習法について。どちらも雅楽の基本的な枠組みを掘り下げて解説することに重点を置く。
衣装・舞楽面・楽家の系譜・中世以降の変遷などについては本講座では扱わないが、質疑応答においては自由とする。また、講座の2回とも、講師による篳篥の演奏を行う。
オンライン配信なしの対面講座、会場は仏教サロン京都事務所(神宮丸太町駅徒歩4分)先着15名まで。
受講者数が10名を超えた場合、11番目からの予約者は座布団席になりますがご了承ください。該当する方にはお知らせいたします。
講師:由利龍示氏(ゆり りょうじ・写真中央)1962年生まれ。6歳のころより奈良春日大社において雅楽を学ぶ。20代前半から音楽家としての独立した活動も始め、「奈良雅楽アンサンブル」を結成。修学旅行生や観光客に雅楽の紹介活動を行うとともに、アメリカ・ヨーロッパ・インド・中国など海外での公演も多数手がける。雅楽と現代音楽との融和を試みた作曲・レコーディング・プロデュース活動等を通し、雅楽の新しい可能性を精力的に模索してきた。現在は「日本の知られざる優れた文化を広め、特に若い世代のアイデンティティ形成の一助となりたい」との思いから、文化継承を目的とした奏楽指導や講演会活動に力を入れている。
受講料:1回1名3,000円。6月3日・17日の2日とも受講の方は、合計6,000円のところを500円割引にいたします。
メールでお申し込みください。締め切りは2回目講座の前日、6月16日(金)の20時までとさせていただきます。メールに「雅楽講座 受講希望」とタイトルをつけて、1)お名前 2)開講日の1回目 6月3日(土)と2回目の6月17日(土)のどちらに参加されるか(あるいは両日か)書いてください。両日ご参加の方は500円割引になります)3)携帯のお電話番号 5)連絡先メールアドレス をご記入し、メール送信してください。
折り返し、仏教サロン京都より会場案内を送ります。参加費は当日現金払い、キャンセルポリシーについては、ご案内メールに記しておきます。
受付メールアドレス tennyodo※ac.auone-net.jp(仏教サロン京都)※を@に変えてください。
問い合わせ先:080-5641-1076 加藤(毎日21時まで)