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2023-08-12

マハーバーラタ神器講座①10月28日(土)15時~17時30分

~全世界を焼き尽くす超兵器ブラフマシラス「梵天の頭」、徹底考察!〜 

本年より年1回、川村悠人先生を講師としてインド大叙事詩「マハーバーラタ」に登場する神器解説講座を行います。ハイブリッド方式の講座です。見逃し配信はありません。

10月28日(土)15時~17時30分 オンライン無料(50名まで)会場受講:12名締め切り、1名300円(資料コピー代・お茶菓子代)会場は仏教サロン京都事務所、最寄り駅は京阪京都線・神宮丸太町駅です。お申し込みは下記をご覧ください(下までスクロールしてください)。

 古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』は、世界最大級の叙事詩として知られます。古代ギリシアの大叙事詩『イリアス』のように、そこには数々の個性ある英雄たちが登場して、さまざまな戦いを繰り広げます。そんな英雄たちは、普通の武器で普通の戦い方をすることもありますが、彼らが神々の武器を発動して戦う姿も作中では実に多く描かれています。このような神器合戦は、間違いなくこの大叙事詩に興をそそる彩りを添えています。作中で最強の英雄アルジュナは、多彩な神器使いです。
 神器類というものはどの領域でも人気が高いものですが、それだけに雑多な情報が世の中に蔓延しているきらいがあります。この連続講座では、原典の描写に基づき、一つ一つのサンスクリット語がもつ語感にも丁寧に触れながら、『マハーバーラタ』に現れる神器について体系的に解説や考察を行います。これまでのインド古典学の研究とは一味違った視点から、古代インドの世界観や発想を紐解いていきます。
 シリーズ第一弾にあたる本講座では、『マハーバーラタ』が語る神器の基本情報を整理しつつ、ごく限られた勇士だけが放つことのできる究極神器ブラフマシラス「梵天の頭」に検討を加えたいと思います。

① 神器とはそもそもなにか
② その⼒の源はなにか
③ どんな⼈が使えるのか
④ どうやって⼿に⼊れるのか
⑤ いつどうやって誰に使うのか
⑥ どんな効果を発揮するのか
⑦ 使⽤後はどうなるのか
⑧ なぜ「頭」なのか


 このような観点から、『マハーバーラタ』の神器類やブラフマシラスについて参加者の方々と認識を共有しつつ、理解をより深めていきたいと思っています。豊かな理解に資する点があるため、他地域の神話や伝説の武器類との比較も可能な限りしてみる予定です。
 参加者の方々とともに、『マハーバーラタ』の豊潤な世界にどっぷり浸かりながら、語り合えることを楽しみにしています。(講師より)

激突しそうになる二つの究極神器ブラフマシラス

タイムテーブル(予定)15:00~15:05 仏教サロン京都から挨拶・川村先生ご紹介 15:05~16:25(5分) 川村先生ご講義(80分) 16:25~16:40 休憩(15分) 16:40~17:05 菊谷先生のコメント・対談(25分) 17:05~17:30 質疑応答(25分)

【講師】川村悠人(かわむら ゆうと)先生: 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。サンスクリット文法学やサンスクリット文学をご専門とされています。本講座は、ボランティアにてご登壇くださいます。

2022年開催講座「ことばが力をもつ仕組み」での川村先生(左)

川村先生の過去講座1  川村先生の過去講座2

【コメンテーター】菊谷竜太先生(高野山大学文学部 密教学科 准教授)本講座は、ボランティアにてご登壇くださいます。

菊谷先生の過去講座1 菊谷先生の過去講座2

8月28日(月)正午より受付開始いたします。メールでお申し込みください。オンライン50名を定員、会場受講12名を定員とさせていただきます。申し込み締め切りは講座の前日、10月27日(金)の20時まで。ただし満員になり次第締め切ります。メールに「マハーバーラタ神器講座 受講希望」とタイトルをつけて、1)お名前 2)オンライン受講か会場受講か 3)携帯のお電話番号 4)連絡先メールアドレス をご記入し、メール送信してください。折り返し、仏教サロン京都よりzoomURLまたは会場合案内(道のり等)をご連絡いたします。なお本講座の見逃し配信はありません。10月28日当日にご視聴ください。

受付メールアドレス tennyodo※ac.auone-net.jp(仏教サロン京都)※を@に変えてください。

問い合わせ先:080-5641-1076 加藤(毎日21時まで)

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