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2022-01-22

オンライン講座 ヴェーダ時代のホーマを徹底検証:護摩の起源に迫る

古代インド祭式学の観点から、紀元前12世紀から前5世紀にかけて体系化された「護摩」の原型とされるホーマについて詳細に検証する。

2022年3月12日(土)18時30分~20時15分 見逃し配信あり

※お申し込みは、前日3月11日の23時59分まで受け付けます。

1名2,000円 学生1,500円 (先着40名 事前振り込み制)

※本講座は対面講座の予定でしたが、オンライン講座に変更になりました。 

【講師】 坪田さより先生:日本学術振興会特別研究員DC, 大阪大学文学研究科

坪田先生プロフィール

【コメンテーター】髙橋健二先生:日本学術振興会特別研究員PD, 大阪大学文学研究科

髙橋先生プロフィール

【受講料】

一般1名2,000円 学生(本学生のみ)1,500円 ※事前振り込み制ですが、直前にお申し込みの方は講座終了後のお振り込みでも結構です。(講座終了後7日以内)お申し込みの方に、口座番号等をお知らせいたします。

【定員】

先着40名まで

【聴講資格】

どなたでもご受講になれます。本講座はZoomで配信いたしますので、アカウントの無い方は事前に必ずダウンロードしてください(アカウント作成の必要はありません)

【申し込み方法】

tennyodo※ac.auone-net.jp  仏教サロン京都 担当加藤までメールをお送りください。(※を@に変えてください)メールに「ホーマ講座の聴講希望」とお書きいただき、貴方のお名前、メールアドレス、携帯番号、Zoom使用の方はZoom名を記入してください。学生(本科生のみ)は500円割引につき「学生」とお書きください。(講座当日、画面で学生証を確認します。その部分は録画から外します)

メールをくださった全員に折り返し、当会より振り込みの御案内メールをお送りいたします。お振り込み確認のできた方あて、ZoomのIDとパスコードをメールにてお送りいたします。(講座の数日前)見逃し配信URLは3月13日以降、全員にお送りします(URLを他人に教えないでください)

【講座の要旨】

インドにおける「護摩」の祖,祭火に供物を投じる宗教儀礼はインド最古の文献『リグヴェーダ』(紀元前12世紀成立)から確認でき,アーフティ【そそぎ込むこと】,ホーマン【注ぐこと】と呼ばれる。後にホーマ【ホーマンの別形,漢訳で護摩】とも呼ばれ,祭官が祭文(マントラ)を唱えつつバターを火にそそぐ所作として,古代インド祭式の基本的要素となった。この祭儀が7世紀以降に密教に受け継がれ今日の「護摩」に繋がるのであるが,本講座では前12世紀から前5世紀成立のヴェーダ文献群の検証を通して護摩の原型であるホーマを詳細に検証し,バラモン教における火の祭儀の意義を明らかにしたい。後半は,会場との質疑応答を通し,可能であればバラモン教のホーマと仏教の護摩とそれぞれの独自性についても考える。

【具体的内容】※内容・時間配分とも、多少変更になる可能性があります。

18:30-19:30 本会からの挨拶・講師紹介に続き,坪田さより氏による研究発表 

1 祭式の構造:祭主[=願主]の資格,祭場,潔斎,祭祀全体の目的などを概観する

2 ホーマの詳細:ホーマ単独の所作・対象となる神・祭文の内容を紹介する。

19:30-19:40 休憩10分

19:40-19:55 コメンテーター髙橋健二氏よりのコメントと質問,坪田氏の回答

19:55-20:10  参加者との質疑応答

20:10-20:15 コメンテーター髙橋健二氏よりまとめの言葉

坪田先生、髙橋先生ともボランティアでお話くださいます。心より感謝申し上げます。

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