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2022-12-04

谷口力光(たにぐち ちかみつ)氏プロフィール

東京大学人文社会系研究科 博士課程所属、日本学術振興会特別研究員(DC2)。専門は前近代インド(南アジア)における法律学史。高校時代の先生が「教え子の中で一人くらいは「インテツ」のようなお金にならない仕事に熱中してほしい」と冗談で話していたのが、インド哲学との初めての出会い。受験勉強からの現実逃避で読んでいたインド神話や哲学の本に感銘を受けて、インド学やサンスクリット語に興味を持った。博士課程では、中世サンスクリット語資料における裁判論や家庭・相続問題についての法的見解などがどのように整備されたかを研究している。

主な論文に Taniguchi, Chikamitsu. 2022. “Historically Repositioning Devaṇṇabhaṭṭa’s bhāṣādi- and dharmādivyavahāracatuṣpādatva in Medieval Sanskrit Jurisprudence.” Studies in Indian philosophy and Buddhism 30: 27–42. などがある。

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