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2023-01-31

ウクライナ早期戦争終結祈願並びに戦没者追悼会 願文(口語体)

(うやま)って一切の神仏諸天、並びに所依(しょえ)の本尊に申し上げます。 見渡せば広い世界に苦しみの種は尽きず、人の世界に争いの火種が止むことはありません。佛の大いなる慈しみは一切の生きとし生けるものに楽を与え、大いなる悲しみは一切の生きとし生けるものの苦しみを抜き去るものであります。

思い起こせば2022年2月24日、ロシアの侵攻により美しきウクライナの地は突如として戦火に見舞われ、多くの人が家を失い、故郷を破壊されることになりました。以来一年を過ぎても攻撃は止むことなく、愛する家族と別れ別れになり住み慣れし土地を離れざるを得ず、人々の苦しみは想像を絶し悲しみは増すばかりです。その間戦闘員のみならず民間人、各国よりの義勇兵など、尊き命を失いし者、その数20余万人に上りました。 ここに有縁の有志、思いを同じうして日本人義勇兵ドブレ氏をはじめ非業(ひごう)の死を()げし者たちのため、更には戦闘の早期終結、世界平和を祈念して、(うやうや)しく経典(きょうてん)(どく)(じゅ)し手を合わせ、心よりの祈りを捧げます。

願わくは本尊(ほんぞん)聖者(しょうじゃ)、一切の者から人を害せんとする心を除き、慈悲の心を起こさしめ、ウクライナの地に平和が戻り、人々の顔に再び微笑みが浮かばんことを。

2023年2月24日   (またはご祈願される日)   ○○心より申し上げます

口語体 願文のダウンロードはこちらからどうぞ 

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