悦子加藤– Author –
悦子加藤
-
第3回「文化財と信仰」研究会 2022年9月16日(金)13:30~17:00
文化財に関する専門家を対象とした座学方式で、文化財保護と信仰の関係性について考えていきます。参加対象:指定文化財を管理する社寺の代表者・お勤めの宗教者、研究者、建築士、診断士、仏師、絵師、学芸員、文化財管理に関わる公務員の方、文化財を研究対象としている大学院生、文化財をテーマとした卒論を執筆予定の学部生など。テーマ:信仰空間の維持をめぐる諸問題について。講師:横川総一郎氏(有限会社 匠弘堂代表取締役・宮大工棟梁)座長:本隆寺文化財保護部主任 木村良勢師。会場:法華宗総本山本隆寺(京都市上京区) -
オンライン講座 インドにおけるヨーガ行法の変遷と本質~『ハタヨーガプラディーピカー』を中心に
ヨーガは、バラモン教の祭式文化の中から起こり、そこから独立するような形で精神集中の修行法として発展していった。それはバラモン教にとどまらず仏教、ジャイナ教にも行法として採り入れられた。そしてサーンキヤ学派の二元論や仏教の理論を援用して教典『ヨーガスートラ』(4~5世紀頃)が編まれるも、10世紀以降にタントラ(密教)の影響を受けて興ってきたハタヨーガの伝統へとヨーガは受け継がれていく。 このような歴史的変遷の中で、ヨーガの修行実践法と哲学はどのように形を変えていったのか、そして何が変わらずに受け継がれたのか。『ハタヨーガプラディーピカー』を中心に、ヨーガの行法の変遷と本質を追いかける。 -
オンライン講座 ヴェーダ時代のホーマを徹底検証:護摩の起源に迫る
インドにおける「護摩」の祖,祭火に供物を投じる宗教儀礼はインド最古の文献『リグヴェーダ』(紀元前12世紀成立)から確認でき,アーフティ【そそぎ込むこと】,ホーマン【注ぐこと】と呼ばれる。後にホーマ【ホーマンの別形,漢訳で護摩】とも呼ばれ,祭官が祭文(マントラ)を唱えつつバターを火にそそぐ所作として,古代インド祭式の基本的要素となった。この祭儀が7世紀以降に密教に受け継がれ今日の「護摩」に繋がるのであるが,本講座では前12世紀から前5世紀成立のヴェーダ文献群の検証を通して護摩の原型であるホーマを詳細に検証し,バラモン教における火の祭儀の意義を明らかにしたい。 -
髙橋健二先生 プロフィール
日本学術振興会特別研究員PD 大阪大学文学研究科所属。 専門は古代南アジア叙事詩『マハーバーラタ』における哲学的・宗教的教説。ガーンディーやスワミ・ヴィヴェーカーナンダの思想をきっかけに、サンスクリットを学び始め、その言語の美しさ、古代南ア... -
坪田さより先生 プロフィール
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程,日本学術振興会特別研究員DC2 専門はヴェーダ学(古代インド祭式学)。幼少期より,「信じていないのに参加するのが当然である」「道徳的である」とされる神社参拝や仏事に対する居心地の悪さがあった。しかし,高... -
講座の録画URLと教材を販売いたします「敦煌壁画ぬり絵と絵解き解説」
2021年11月に行ったオンライン講座「敦煌壁画ぬり絵と絵解き解説」の録画URLと教材の販売を行います。お振込み確認後、教材は郵送、URLはメールにて通知いたします。講座の内容がたいへん充実しておりますので、西域の仏教美術にご関心のある方はぜひお求めください。なお受講の際には、24色程度の色鉛筆が必要です。(教材には含まれていません)販売価格は3000円です。販売は8部。先着順で、なくなり次第終了いたします。