お寺様用「ウクライナの平和を祈る会」ご案内

このページはお寺様向けのものです。一般の方へのご案内はこちらをご覧ください。
仏教サロン京都主宰 加藤よりご挨拶 昨年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻以来、この1年間で両軍に20万人を超える死者が出ています。またロシア軍によるウクライナの民間人への攻撃や略奪、強姦、虐殺など目を覆いたくなるような戦争犯罪が続いています。終戦の兆しも見えない中で、心が動揺し不安定になる人も多いことでしょう。このような中で仏教徒・仏教者の役割として重要なことは「戦没者の供養を行うこと」「早期終戦への祈りを行うこと」の2つではないでしょうか。そして「これらの祈りを社会と共有すること」が大切であると私は考えています。
本会は、仏教サロン京都主宰の加藤悦子を発願人とし、大西龍心師・高野山真言宗観音院(堺市南区)住職、木村良勢師・法華宗真門流法栄寺(奈良県桜井市)住職、渡辺観永師・浄土宗西山禅林寺派想念寺(名古屋市熱田区)住職の3氏を賛同人して発足するものです。発足日はロシアによるウクライナ侵攻から満1年となる2023年(令和5年)2月24日です。事務局は仏教サロン京都(京都市左京区)に置きます。以下、会の活動内容について具体的に記していきます。
活動目的 「ロシア・ウクライナ戦争の戦没者供養を行うこと」「早期終戦への祈りを行うこと」「これらの祈りを社会と共有すること」の3点です。明治以前から続く伝統仏教の寺院を対象に、この3つの目的にご賛同くださるお寺様を募ります。目的を共有し、ゆるやかに連携して、超宗派の体制で祈りの輪を広げていけることを願います。なおこの活動は営利を目的とせず、また、政治的目的も持ちません。
具体的活動計画 戦争の終結が見えない中で、増えていく犠牲者のため祈りたい方がいるはずだ、早期終戦のために祈りたい方がいるはずだという思いが発願人の私にあります。そうした方々に、仏教の立場から祈願している寺院の紹介を行いたい気持でいます。
本年2月24日の侵攻1年にあたる日とその前後に、複数のお寺様が法要を厳修してくださいました。
ウクライナの平和祈願法要 開催寺院リスト(クリックしてください)
今後、どのようにして祈りの会を継続していくか、上記賛同人の3名と協議してまいります。
法要の形式 この祈りは超宗派でのゆるやかな連携と拡大を目指すことから、共通の式次第は持ちません。ただし本会で作成した願文を配布させていただきますので、法要の冒頭に読み上げていただければ幸いです。本会配布の願文にこだわらず、独自の願文をお読みになるお寺様はどうぞそのようにお願いいたします。また、檀信徒の方のみを対象としてウクライナ平和祈願法要を行うお寺様も、どうぞご自由にお使いください。
願文は2種類あります。どちらでも自由にお使いください。
入会金・法要の際のお布施・賛同寺院の集会について 本会では活動にご賛同くださるお寺様に対し、入会・退会という意識はなく、入会金・年会費なども不要です。また、本会および母体の仏教サロン京都で、お寺様に何かしらのお礼や金銭を求めるようなことも一切いたしません。賛同寺院を対象とした集会を呼び掛けることについては、今のところ予定はありませんが、今後、必要があれば企画してまいります。
お問い合わせ用メールアドレス tennyodo※ac.auone-net.jp ※を@に変えてください。
電話番号 080-5641-1076 加藤
当会のこれまでの経緯(参考) 発願のきっかけは昨年11月に日本人義勇兵のドブレ氏がウクライナで戦死した際に、発願人の加藤が交流のある僧侶17人と供養式を営んだことです。その報告をSNSで行ったところ反響があり「一般の方々に参加してもらえる形での戦没者の供養、そして早期終戦への祈りを行うこと、またそれを拡げていく必要性」を強く感じたことによります。
これまでの経緯について、さらに詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。※この項目は準備中です。